フェアリーテイル 第515話 『 I am you…you are me 』 マガジンネタバレ速報

【ＦＡＩＲＹ ＴＡＩＬ】
フェアリーテイル　内容ネタバレ

・２０１７年度　週刊少年マガジン 第４・５号

妖精の尻尾 FAIRY TAIL

フェアリーテイル
第515話 『 I am you…you are me 』

＜前回の内容＞

エルザの母親だと告白した アイリーン!!
自分の過去とエルザの出生について語りだす。

自らの魔法・付加術で
ドラゴンの力を己に宿した
最初の　滅竜魔導士　だった…!!!
　
　
アイリーンは、400年前…

ドラゴンと共に生き、戦っていた。

滅竜魔道士となったアイリーンは、

その代償として体内に、「竜の種」が育ち、

竜化が始まっていく・・・。


その時、すでにお腹の中にはエルザがいた・・・。


アイリーン：『 エルザ… お前の父は隣国の将軍だった 』

『 人間同士で領土争いをしてた頃の
政略結婚 というやつだ 』

アイリーンは語り続ける…。

アイリーン：『 彼とは幾つもの戦場を共に駆け

　ベルセリオンの最期も共に看取った

　戦争は アクノロギア の登場により

　勝ち負けもなく終結した

　数えきれない程の し者を嘲笑うかのように　

　アクノロギア １人が勝ったの 』




【 終戦から １週間 】


将軍：『 よるなバケモノ!! 斬るぞ!! 』


顔の左半分が、竜化しているアイリーン…

アイリーン：『 私です!! アイリーンです!! 』

『 この顔もきっと治ります　だから… 』

将軍：『 こやつもアクノロギアのようになるぞーっ!!! 』


将軍（エルザの父）の言葉に動揺しだす兵士達…。


アイリーン：『 なりません!!!
　私は ドラゴンを愛しています!!! 』


将軍：『 ならば 人類の敵だ!!!!
　　ひっとらえよ!!!!
　　この醜い 竜女を幽閉せよ!!!』


アイリーン：『 やめて下さい!!!
　　おなかの中には あなたの子が… 』

将軍：『 オレにバケモノの子供はいない!!! 』

アイリーン：『 ！！ 』


そして、牢に投獄されたアイリーン!!


アイリーン：『 それからの私の人生は みじめなものだった 』

『　拷問　暴力　辱め 』

〜時は流れる〜


竜化が進み、体全体が、

ドラゴンの鱗で覆われているアイリーン。

身体は拷問などで、傷だらけ・・・

鱗もボロボロと剥がれている…。

牢の中で、お腹をおさえているアイリーン…!!


アイリーン：『 安心して 必ず…

必ずあなただけは守るわ 』

そこへ、将軍が訪れて来る…!!

冷たい視線でアイリーンを見下す将軍…!!


将軍：『 竜女 貴様の処刑の日時が決まった 』


アイリーン：『 どうか… どうか…

おなかの子供だけは… 』

将軍：『 戯言はいい加減にしろ

３年も生まれぬ子などいるものか 』

アイリーン：『 これは… 魔法をかけてあるのです　
　　こんな場所じゃ産めません 』


将軍：『 子などおらぬ!!!
　すぐ腹を裂いて確かめてやろうか!? 』


アイリーン：『 いや!! やめて!!!

お願い!!
やめてぇぇぇぇええ 』

狂気と化した将軍が、

剣を抜き、アイリーンに斬りかかろうとした…


その時・・・!!!

アイリーンの背中から翼が生える!!!


そして・・・


将軍：『 ・・・・!!! 』

アイリーン：『 フゥー フゥー　フゥー 』


将軍：『 バ… バケモ… 』



興奮しているアイリーン!!!

竜化が一気に進行する!!!


ドラゴンの足で将軍をふみ潰し、

牢を破壊したアイリーン!!!

「 ドゴ ォ ォ ン 」

兵達：『 な… 何の音だ 』 『 牢の方だ 』


駆けつける兵士達・・・!!!

そこで、兵士たちが見たものは・・・!!!

ドラゴンと化した アイリーンの姿 だった!!!

兵達：『 ドラゴン!!!? 』


アイリーンは、口から炎を出し、

建物を崩壊させる!!!

そして、飛び去っていく…

大空を舞いながら、

涙を流しているアイリーン…。


アイリーン：『 私は人間だ!!! 私は人間だ!!

こんな体はいやだ!!

人間に戻りたい

誰か… 助けて… 』

その時の事を、生々しく エルザ に語るアイリーン…。


アイリーン：『 そして… 数百年が過ぎた　

お前が腹の中にいたまま

人気のない山奥で

我が体の呪いを解く方法 を探し続けた 』

『 そんなある日 』

完全に竜化しているアイリーンの前に、

現れたのは　ゼレフ　…だった!!!


ゼレフ：『 まだ ドラゴンがいたなんて珍しいね 』


アイリーン：『 誰！？ 』


ゼレフ：『 いや… 君は人間… かな？ 』

アイリーン：『 それが 陛下との出会いだった 』


『 彼は魔法の天才だった

私が数百年かけてなしえなかった事を

いとも簡単に… 』

竜化したアイリーンの姿を、

人間の姿 に戻したゼレフ!!!


アイリーン：『　人間…!!!　人間の姿…!!! 』

『 ああっ　私 に…　人間に… 』

ゼレフ：『 姿だけだよ 残念だけど 君はもう… 』


アイリーン：『 いいえ!!!
　 構いません!! 私は…
　 この姿に戻れただけで　幸せすぎて… 』



アイリーン：『 だが その異変は すぐやってきた 』



人間の街で食事をとるアイリーン…

アイリーン：『 ・・・・・・ 』

『 味がしない …食べても食べても味がしない!! 』


眠ろうと横になっているが…

アイリーン：『 眠れない眠れない
　眠れない眠れない　眠れない眠れない 』

『 かゆい… 寒い… 痛い… 』

『 何なのよコレ… 私は…
普通の人間 に戻りたい 』

ゼレフの言葉 が脳裏に浮かぶ…

「 姿だけだよ　君はもう… 」

アイリーン：『 私は人間だ!!!!

　人間だ!!!　 人間だ　』

『 この子を 人間の子として産みたいのに… 』

『 人間の… 』

アイリーンの様子がおかしい…。

お腹を凝視するアイリーン…!!!

アイリーン：『 人間… 私の中には人間がいる　』

『　命…　人間… 』

『　人間の…　体…　』

「 ドクン ドクン ドクン 」

アイリーン：『 生まれてくる子に

私自身をエンチャントすれば 』

『 人間の体が手に入るじゃないか 』

『 新しい生命　新しい体　新しい人生

私はお前　お前は私だ

一つになろう　我が子よ 』

アイリーン が語った事実…!!!


しかし、エルザは何も言わず黙っている。

ウェンディはアイリーンの話を聞き震えている…


アイリーン：『 だが失敗した　
　我が子への付加術など 不可能だった 』

『 だから もう興味もなくなってな
ゴミのように 捨てたわ
小さな村の片隅に 』

エルザは、真っ直ぐアイリーンを見ている!!!


エルザ：『 それが ローズマリー村 か 』

アイリーン：『 村の名など忘れたわ 』

ウェンディ：『 エルザさん… 』


エルザ：『 大丈夫だ　

産んでくれた事 には

素直に感謝せねばなるまいな 』



アイリーン：『 いらないわ　ゴミの感謝なんて 』


ウェンディ：『 自分の子になんて事を…!!! 』


アイリーンの言葉に激怒するウェンディ!!

…エルザは、鎧を換装する!!


エルザ：『 それと 捨ててくれた事 に感謝する 』

『 そのおかげで 私は
本当の家族 に出会えたんだ 』

家族（ギルド）と共に育んだ心は

折れない闘志となって敵（母）を討つ!!



次回 第516話『付加(エンチャント)の真理』へ続く