フェアリーテイル 第519話 『笑顔を見せて』 マガジンネタバレ速報

【ＦＡＩＲＹ ＴＡＩＬ】
フェアリーテイル　内容ネタバレ

・２０１７年度　週刊少年マガジン 第９号

妖精の尻尾 FAIRY TAIL

フェアリーテイル
第519話 『笑顔を見せて』

＜前回の内容＞

自らをドラゴンの身体に戻すことで、
付加術を増加させた　アイリーン!!

天体魔法で隕石に付加術を加える!!

自分だけでなく、周りのみんなの命も
危ないと感じた エルザ は…
隕石へと突撃していく!!!
　
　
アイリーン の天体魔法!!!

覚悟を決めて、隕石に突撃する エルザ!!!

エルザ：『 おおおおおぉおお 』


隕石の中に入り込んだエルザ…!!!

剣を大きく振り下ろす!!!


その一撃は、すさまじい破壊力!!!

砕け散っていく隕石…!!!

それを目の当たりにしたアイリーン・・・。


アイリーン：『（こんな事…ありえるハズが…）』


エルザは、隕石を砕いた後、

その勢いのまま、アイリーンに向かって行く!!!


エルザ：『 覚悟ォォォォォ!!!! 』


アイリーン：『 たとえ隕石を斬ろうが
　　ドラゴンの鱗は斬れないわよ エルザァ 』


重傷で倒れていたウェンディが、

なんとか力を振り絞り…

エルザに魔法をかける・・・!!!


ウェンディ：『 エルザさんの… 剣に… 』

『 "滅竜属性" をエンチャント… 』

アイリーン：『 なっ 』


滅竜属性 を付加された エルザの剣 が、

アイリーンに直撃する!!!

アイリーン：『 あああぁああ 』


エルザは、その場に落ちて倒れる・・・。

斬られたアイリーンは、ドラゴンの姿から

人間の姿になっていく・・・


アイリーン：『 あ　あぁ あ 』


ウェンディ：『 エ… エルザさん… 』

エルザ：『 くぅ…ふ…ああ… 』


大ダメージを受けるも…

倒れない アイリーン!!

エルザの落とした剣を拾い、

エルザに近づいていく・・・!!!


アイリーン：『 手こずらせやがって…
　　小娘がぁ… これで終わりよ 』

『 もう あきめなさい 』

身動きできないエルザに対して、

剣を構え、突きつけようとするアイリーン!!!

だが、その時　エルザは笑っていた…


それを見たアイリーンが 昔のこと を思い出す…。



それは・・・

アイリーンがエルザを産んだ時の事。


アイリーン：『 はあはあ　はあはあ
　　よかった… 女の子ね…
　　私の新しい体 新しい人生 』


生まれたばかりのエルザは産声を上げている。

エルザを抱きながらも、全人格付加のことを

考えていた、アイリーン・・・。


アイリーン：『 この子に

私の全人格をエンチャントすれば… 』

『 この呪われた体とも
　　お別れできるわ… 』

エルザに向かって話しかけているアイリーン。

アイリーン：『 400年も待ったのよ…
　　この時の為に…
　　さあ… 私の器になるのよ 』


だが・・・その時、

エルザの顔 を見た アイリーン…

アイリーン：『 なんで笑ってるのよ… 』

『　・・・なんでよ・・・　』

『 400年もこの苦しみに耐えてきたでしょ

　　躊躇してはダメ!!!!

　　これは当然の権利

　　この子は私のものだもの

　　私が好きにしていいハズ 』

『 笑うな 』

『 笑わないでっ!! 』

そして今現在・・・!!!

その時の事を思い出していたアイリーンは

口元が笑っているエルザに動揺している…。


アイリーン：『 笑うなぁあああぁっ!!!! 』


剣が突き刺さることをお構いなしに、

起き上がったエルザは、

アイリーンに向かって頭突きを入れる!!!


エルザ：『 まだ… 』

『 諦めてないからな!!! 』

アイリーン：『 !! 』


ウェンディ：『 エルザさん… 』


最後の力だったのか…

エルザは頭突きをしたもののそのまま倒れてしまう。

だが、アイリーンは倒れてない…!!!


アイリーン：『 まだ… 詰めが甘いわね 』


剣に手をやるエルザだったが…

エルザに刺さっていた剣が消えていた…。


エルザ：『（剣が…消え…）』


アイリーン：『 ここよ 』


エルザの剣は、アイリーンが持っていた。


そして…!!!

自分自身に剣を突き刺した アイリーン…!!!


エルザ：『 え？ 』

ウェンディ：『 !? 』


アイリーン：『 情けないわ…

帝国 最強の女魔導士の私 が… 』

『 自分の娘 だけは…

ころせないなんて… 』

エルザ：『 ・・・・・・・ 』



　がくっ　と態勢を崩し膝をつくアイリーン…。



エルザ：『 な… なぜ… 』


アイリーン：『 さあ… なぜかしらね… 』


アイリーンの "心の中" では答えが出ていた。


アイリーン：『（私…本当は そなたの体に
　　エンチャントするのをやめたのよ…

　　生まれたばかりのそなたが
　　かわいくてね

　　その決心が鈍らないうちに
　　そなたを捨てた

　　…なんて言っても
　　信じてもらえんだろうな）』


アイリーンは倒れるその瞬間に、

涙を流しながら、エルザと別れた時の事を

脳裏に思い出していた…。


アイリーン：『 そなたが 笑ったせいね… 』


エルザは、アイリーンを見つめている…。


アイリーン：『 思い… 出したんじゃ…

　ない… かし… ら… 』

『 そなたを 愛してた事を… 』

力尽き、その場に倒れ込むアイリーン…

愛こそが心を惑わし

愛だけが心を正す・・・



次回 第520話『竜か悪魔か』へ続く